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ハセガワ 1/35 建設作業員セットA:あの人たちを箱で
日本のお土産

ハセガワ 1/35 建設作業員セットA:あの人たちを箱で

模型店には戦車も戦闘機も戦艦もレーシングカーも並んでいます。それは世界中どこでも同じです。そして日本の模型店には、棚の下のほうに、道路を舗装している男女4人が入った小さな箱があります。

日本以外では、まず作られません。ここでは作られている、という事実のほうが面白いと思います。

どんなキットか

ハセガワ「建設作業員セットA(舗装工事4体セット&アクセサリー)」、品番WM03。同社の建機・農機シリーズの1/35スケール プラモデルです。ハセガワは静岡県焼津市の老舗メーカーで、飛行機で知られています。

再現しているのは舗装工事の現場。4体の内訳は次のとおりです。

  • 若手のレーキ作業員(女性)
  • プレート作業員(男性)
  • ベテランのスコップ作業員(男性)
  • 一輪車作業員

フィギュア原型は辻村聡志氏。箱には作業に使う機材とアクセサリーも入ります。メーカー自身が「振動ローラや油圧ショベルと組み合わせると臨場感がアップします」と書いているとおり、単体で完結するのではなく、情景の一部になるためのセットです。

現行品は再販で、2025年12月発売。価格は本体1,400円(税込1,540円)

なぜ寺のキーホルダーではなく、これなのか

日本に2週間いた外国人は、たいてい工事現場の話を持ち帰ります。等間隔に並べられたバリケード、ひとつずつ灯りの付いたコーン、穴の脇で歩行者に頭を下げて誘導するだけの人。旅行者が確実に驚くポイントのひとつです。

先日、東京の裏道で見つけたペンキ塗り立ての貼り紙について書きました。小さな土木事務所が、誰にも頼まれていないのに「ご注意 ペンキ塗り立て」を18か国語で刷った紙です。理由はただひとつ、誰の服も汚さないため。このキットは、その感覚のほうを模型にしたものだと思っています。

ひとつだけ正直に。 この4人がやっているのは舗装であって、ガードパイプの塗装ではありません。職種は違います。同じ世界の、蛍光ベストと道具と几帳面さです。刷毛を持った塗装工を期待していた方には、本人ではなく同僚をご紹介することになります。

正直に書いておきたいこと

未塗装で、組み立てが要ります。 本格的なプラモデルなので、接着剤・ニッパー・塗料が必要で、いずれも箱には入っていません(ハセガワの区分でも「接着剤必要」)。完成品のフィギュアだと思って子どもに渡すとがっかりされますし、接着剤や塗料は飛行機に持ち込みにくいものです。キットはこちらで買い、材料は自国で買うのが現実的です。

部品として設計されています。 4体だけでは、道路の来ていないジオラマです。建機は別売り。休憩中の3体が入った「建設作業員セットB」(WM06)もあり、こちらのほうが日本らしい情景かもしれません。

価格と買える場所

店頭なら、ヨドバシカメラビックカメラの模型フロア、または専門のホビーショップへ。秋葉原でも新宿でも見つかります。建機・農機の棚は、たいてい飛行機の下のほうです。

滞在先のホテルへ届ける方法

Amazon Japanや楽天から、滞在先のホテルへ直接届けられます。帰国の数日前に注文して、フロントで受け取るのがおすすめ。配送先にはホテルの住所とホテル名、予約と同じ宿泊者名を入力してください。

  • 事前に滞在ホテルへ確認してください(宿泊者宛の荷物を受け取ってもらえるか)
  • Amazon.co.jpの英語表示切替は画面の右上にあります。楽天市場は日本語のサイトなので、読みにくい場合はブラウザの翻訳機能をお使いください

こんな人におすすめ

模型を作る人はもちろんですが、それだけではありません。日本でいちばん印象に残ったのが寺ではなく、ごく普通の仕事がここではどれだけ真面目にやられているかだった人。そして、道路工事の4人をきちんと造形する価値があるとメーカーが判断した、という事実に反応してしまう人に。

→ 関連記事:ペンキ塗り立て、18か国語で:日本の「注意書き」の話

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