東映アニメーションミュージアム:アニメ発祥の地・大泉で楽しむ無料ミュージアム
ジブリ美術館は誰もが知っている。そしてチケット争奪戦が大変なことも。でも池袋から30分、海外からの旅行者にはほとんど知られていないアニメミュージアムがある。現役のスタジオの敷地内にあり、フォトスポットが満載で、しかも入館無料。
練馬区大泉の東映アニメーションミュージアムだ。
この場所が特別な理由
東映アニメーションは、日本のアニメ産業が始まった場所。1956年に設立され、1958年には日本初のカラー長編アニメ映画『白蛇伝』をここ大泉で製作した。そして今もこの場所にある。ドラゴンボール、セーラームーン、ワンピース、デジモン、プリキュア——すべてこのスタジオから生まれ、新しいエピソードは今もこの敷地で作られている。
ミュージアムはスタジオ敷地の一角にある、こぢんまりとしたミニ美術館。見学は30分〜1時間ほどだが、これらの作品を見て育った人にとっては、サイズ以上の満足感がある。
フォトスポット
楽しみは入館前から始まる。エントランスでは、ミュージアムのサインの下、赤い鉄骨に腰掛けて腕を組んだ実物大のデビルマンが来館者を見下ろしている。東京でも指折りの「静かにカッコいい」フォトスポットだ。
中庭では、足元や植え込みに注目:

ドラゴンボールのサイヤ人の宇宙船ポッドが、砕けた岩の上に「墜落」している。芸が細かい。

そして植え込みの中には、『Dr.スランプ』のニッコリ笑ったピンクのうんちくん。長年のファンにしか分からないネタなのに、なぜか庭で一番写真を撮られている住人だ。
館内の見どころ

館内に入ると、歴代プリキュアが勢揃いした圧巻のパネル展示がお出迎え。20年以上の魔法少女たちが一枚の写真に収まる。東映アニメーション70年の歴史をたどる展示や、年に数回入れ替わる企画展ギャラリーもある。

フォトスポットもお見逃しなく。悟空とピッコロに見守られながら、おしりたんていの必殺技を食らうことができる。
ミュージアムショップには公式グッズが並び、ここ限定のアイテムも多い。アニメファンには危険地帯だ。
おまけ:大泉アニメゲート
大泉学園駅からの道中、北口近くの大泉アニメゲートもお見逃しなく。この街は「日本アニメ発祥の地」を掲げていて、ミュージアムまでの道のりも巡礼の一部になっている。
ランチはどうする?
館内にレストランはない——なにしろミニ美術館だ。お昼ご飯は、ミュージアム向かいの商業ビル1階に入っている高級焼肉の叙々苑が便利。または、西武池袋線・大泉学園駅の周辺に飲食店がたくさんある。
基本情報
名称: 東映アニメーションミュージアム
住所: 〒178-8567 東京都練馬区東大泉2-10-5
入館料: 無料
開館時間: 11:00〜16:00(最終入館15:30)
休館日: 毎週水曜日+不定休——公式サイトの開館カレンダーで要確認
見学時間: 30〜60分
予約: 個人は不要(7名以上の団体は要事前予約)
駐車場: なし——公共交通機関で
アクセス:
- 電車: 西武池袋線で池袋から大泉学園駅まで約20分、北口から徒歩約15分。
- バス: 大泉学園駅北口1番乗り場(和光市駅南口行きまたは長久保行き)で**「東映撮影所前」**下車——約5分。
こんな人におすすめ
アニメファンはもちろん、子ども連れの家族(無料は正義)、ジブリのチケットが取れなかった旅行者、そして世界を席巻したアニメ産業の原点を見てみたい人に。丸一日は埋まらないけれど、周辺の散策と合わせれば、定番観光ルートから外れた最高の半日旅になる。
注記:開館時間・展示内容・アクセスは変更になる場合があります。訪問前に公式サイト(museum.toei-anim.co.jp)をご確認ください。