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ビストロ・フェーヴ:西荻窪の路地に隠れた、本物のフランス料理
食・グルメ

ビストロ・フェーヴ:西荻窪の路地に隠れた、本物のフランス料理

東京に来る旅行者のほとんどは、西荻窪には足を向けない。だからこそ、行く価値がある。

中央線で荻窪から一駅、高円寺から二駅。静かなこの街は、骨董屋や個性的なカフェを目当てにした地元民に長年愛されてきた。そして線路沿いに、北口から歩いて5分のところに、東京でも指折りの本格フランスビストロがある。ビストロ・フェーヴだ。

フェーヴが特別な理由

フュージョンでもなく、「フレンチ風」でもない。フェーヴは正真正銘の、手作りのフランスビストロ料理を出す。今の日本では、本当に貴重な存在だ。

メニューは季節と仕入れによって変わる。ジビエ(鹿、猪、鴨など)が定期的に登場するのも特徴で、東京の一般的なレストランではなかなか食べられない料理が並ぶ。肉料理は3,000円前後、アラカルトは1,000円前後から。

フェーヴを他のビストロと一線画するのは、料理だけではない。おかみさんが毎日手作りするパンとデザートも、わざわざ足を運ぶ価値がある。軽くてバターの香り漂う、紛れもなくフランスのパン。

おかみさんのこと

行ったことがある人に聞けば、必ず出てくる話がある。フロアを一人で切り盛りする、あの早口のおかみさんのことを。動きが速く、話すのも速い。でも、その誠実さはすべての瞬間から伝わってくる——その日のメニューを説明するとき、ワインを勧めるとき、料理が口に合っているか確かめるとき。

小さなお店は、こういう人がいるかどうかで全てが決まる。フェーヴには、いる。

ワイン

この規模のお店とは思えないほど、ワインの種類が豊富。フランスのボトルが揃い、価格も良心的。魚料理に軽いものを、ジビエには骨格のしっかりしたものを——おかみさんが必ず合うものを見つけてくれる。

テイクアウト:パンと焼き菓子

ディナーの予約が取れなかった場合でも、方法がある。パンと焼き菓子のテイクアウトが可能で、店が落ち着く14〜15時以降に対応してもらえることが多い。(厨房が忙しい時間は対応不可なので、事前に確認を)

Xアカウントでその日の焼き立てメニューや当日の空席情報が確認できる:@feve58328274

基本情報

住所: 東京都杉並区西荻南3-17-6 工藤ビル 1F
電話: 03-3333-0081(予約)
営業時間: 毎日17時〜
席数: 2人がけテーブル6卓+カウンター(こぢんまりとした空間)
予約: 必須(席数が少ない)
当日空席: Xアカウントで確認
ディナー予算: 6,000〜8,000円前後(ワイン込み)
肉料理: 3,000円前後
アラカルト: 1,000円前後〜
テイクアウト(パン・焼き菓子): 14〜15時以降(厨房の状況による)

アクセス: 西荻窪駅を出て、線路沿いに荻窪方面(東)へ徒歩約5分。

こんな人におすすめ

日本で本格的なビストロフレンチを食べたくなったとき。ホテルのレストランでも、トレンドのフュージョンでもなく、本物のフランス料理を。ワイン、ジビエ、その朝に焼いたパン、そして言葉の一つ一つに誠実さがにじむ人との会話。

フェーヴは、そういうお店だ。

注記:営業時間・メニュー・テイクアウト対応は変更になる場合があります。訪問前にXアカウントで最新情報をご確認ください。